衰弱日記
男子高校生を家に持ち帰った。生徒手帳には三井啓太とあったが、あまりかわいくない響きだったので順と名付けた。従順な子になって欲しい。
順にえさをやると嫌がっていた。ずっと前にホームセンターで買った、一番シンプルなえさ入れを使っているのだが、それはあまり綺麗とは言えなかった。 メーカーのロゴはもう擦れてしまって見えない。もしくはそのえさ入れに前の子の名前があるのが嫌なのかもしれない。落とすのを忘れていた。 どちらにしろ我慢してもらうしかないし、主人がえさを出したのなら、なんであれ喜んで食べるべきだ。
順に鼻血を出させてしまったのはかわいそうだけれど(そして床を拭くのも面倒だ。あとで順に舐めさせよう)、はぐはぐと元気よく食べる様子を見てほっとした。 水も出してやると、喜んで飲んでいたので頭を撫でようとした。したのだが、手が触れた瞬間に飛び退いてしまった。こっちも驚いてしばし見つめあってしまった。 食事を邪魔されるのが嫌いなのかもしれない。順は放っておいて、自分の食事の準備に取り掛かることにする。
順を初めて風呂に入れる。順は服を脱がそうとするとかなり抵抗した。
これが明日、もしくは明後日にもなるとすんなり脱ぐようになるのかと思うと微笑まずにはいられなかった。
順の制服を全て脱がせ終えるころ、一度おさまった鼻血に加えて口元からの血が制服に付いてしまったが、あとで順に洗わせるから別に気にしない。
一緒に服を脱ぎ、広い浴槽に入れてやる。 さっきできたばかりの痣を除けば、順の体は男子高校生にしては綺麗と言えた。
もう少しがさつで、成長しきったばかりの危うさを感じさせる肉体でも良かったのに。
順の肩にお湯を掛けてあげたり、背中を撫でてやったりしていると、順がこちらの股間を酷く気持ち悪そうな顔をしているのに気づいた。
興奮してしまっていたらしい。そそくさと浴槽から出て、順の体を洗ってやることにした。
自分は体洗いでざっと洗い、順は手で洗ってやると、鳥肌を立てていた。冷えてしまったかもしれないので、シャンプーをしてから浴槽で体を温め、出してやる。
順は捕まえたときと比べると大人しくなっていた。疲れているのだろう。何度も殴ったというのもある。 しかし、しつけというのは最初が肝心だ。順をベッドに連れて行った。そしておもむろに腹を殴った。 予想外の一撃は順の動きを鈍くさせた。服を脱がし、手早く縛り上げる。目を白黒させている順の前に、興奮したものを突きつけた。 噛んだら顔をずたずたに切り裂いてやると言うと、順は思いっきり首を横に振った。 ここで喜んでしゃぶるやつなんていないので、 肩あたりに一発、そして隠しておいたナイフ(といってもおもちゃに近い)をぴたぴたと頬に当てる。 効果はあったようで、順がこれから自分がすることが信じられないというように目を見開いて、さきほどよりも小さく首を振った。 残念だけれど、じっと見つめられてもやめる気はない。それどころかもっと興奮してしまい、たまらなくなって順の唇に押し付けてしまう。 順は表情だけでなく全身でそれを拒絶していた。鳥肌びっしり、冷や汗が首をつたう。 ただ、一度触れてしまえば覚悟を決めたのか、小さな子が口にブロッコリーを放り込まれるときのように、おそるおそる、嫌そうに、ぐっとこらえてそれを受け入れた。 おお。おおお。今まで一度もない、これからもないはずだった感触を、順は味わっている。緊張とストレスで乾いた舌の上を滑り、つるつるとした上顎に先端を擦りつける。 順はできる限り口を開いて、それと接触する面積を減らそうとしていた。だから締め付けはほぼなく、口に含まれているだけだった。 それでも興奮は最高潮に達していた。喉に少しだけ突っ込むと、苦しいのか歯を立てて抵抗した。 痛かったので口元にナイフを近づけ、広げてやろうかと脅した。順は怯えてさっきよりもっと口を開こうとした。舌が行き場を失ってそれをぐりぐりと押し出そうとして気持ちよかったので続けさせた。 アイスキャンディーでも舐めるようにしろ、と言うと、こんなおぞましいものと一緒にするなと声が聞こえそうだった。しかし順は言われた通り舌を這わせた。 そのぎこちなさに心を打たれ、喉奥にまでそれを押し込んだ。順が吐こうと喉を締めたおかげでそのまま射精してしまった。 今度こそ順はそれとともにに精液を吐き出した。相当気持ち悪いのだろう。しかしどろどろしているせいで大部分は口に溜まったままだ。 わずかにこぼれ出ているものをすくい、順の口に戻してやった。そして口を塞ぎ、鼻を塞ぐ。きっと順の口内は悪臭で満ちているだろう。 順は顔を真っ赤にして泣きそうにしていたが、喉を何回かひくつかせて飲みくだした。
順の頭を撫でてやると、今度は飛び退いたりしなかったが、その代わり全身をぶるっと震わせた。 順がはあはあと息をする。当然だが精液臭い。うつぶせにさせ、シーツに顔を押し付けた。 そしてローションを取り、穴に塗りたくる。かなり狭い。 足をばたつかせて抵抗しているが、乗っかっているのであまり意味がなかった。 この穴はきっと裂けるだろう。でも入りさえすればいいので構わない。塗っている間に興奮したそれを、ぴったりとくっつけた。 順が何かを喋ろうとしているのかと耳を澄ませると、本当にやめてくれ、嫌です、入るわけない、なんてことを泣きながら言っていた。 確かに入りそうにないなあと思いながら先端をゆっくりと埋めていく。まだ痛くはないだろうに、痛い痛いと順が大げさにわめいた。 人はもっとも痛い痛み以外遮断するという話を唐突に思い出し、順の髪の毛を思い切り引っ張ってみた。 でも、断然尻穴を裂かれる方が痛いだろうなと思い直しすぐに手放した。それは半分まで入っていた。 温かいし、ねっとりと絡みつくようだ。この穴はだいぶ具合が良い。埋めるというよりめり込ませるようにして全て入れてしまうと、思わずため息が出た。 順、君は良い穴だ。誇らしくなり、馴染ませるように腰を動かした。順はもう言葉を発さなくなっていた。その代わり悲鳴とうーっという苦痛の叫びを上げるようになった。 男子高校生の悲鳴は調子が上がる。腰の動きを早めると、合わせて順の声も揺れた。順の体をコントロールしているようで楽しい。 体位を変えようとしたが、順がシーツを噛んでいたので引き剥がして正面から向き合う。順の顔は真っ赤だった。 前髪はぼさぼさだし、涙と涎でところどころ光っている。何より苦しそうで、恥ずかしそうで、嫌そうで、思わず抱きしめて撫でくりまわしてやりたくなるような表情が良い 。順の顔を見つめながら腰をいっそう早く叩きつけてやった。かわいそうに。かわいそうに。かわいそうに! ぐぐっと迫りくるものをしっかり注ぎ込んでやると、順は鼻水を垂らして呆然とした顔をしていた。
お疲れさま。今日はもういいや、おやすみ、順。